DBシリーズのB-191付属のベリアル2ではBUロックはありませんでしたが、BUシリーズのB-197付属のベリアル2ではBUロックが追加されています。
BUロック自体はB-200ジフォイドエクスカリバーから登場した機能ですが、伏線としてあらかじめB-197時点のベリアル2にも追加していたようです。(エクスカリバーまでの間に出たケルベウスとドラゴンには搭載されてませんでしたのでシリーズ内でも対応パーツを限定するんでしょうかね?)
ロック発動のタイミングとして、エクスカリバーはロックが進んでアタックポイントがそろったときに機能する位置に設けられていますが、ベリアル2ではロックが進んでいない状態で効果が出る位置になっています。
基本的にDBコアについたBUロックは、BUロック機能に対応したディスクとの組み合わせで発動するようになっていますが、それ以外のディスクでも、面自体にロックが乗り上げる時やディスク名の彫刻の微妙な凹凸により、少し効果があるようです。
コア外周の形状が一般的なDBコアやアーマーに比べて角が無く丸っこくできていて、BUブレードの「チェイン」をローモードで使用時に、チェインの可動刃の可動域を最大限機能させることができます。
ヴァルキリー(1)と同様に、内部にスプリングを内蔵していて、レイヤー全体をバウンドさせることができます。
ただし、ヴァルキリーに比べると、バウンドの可動域が狭くなっていて、その分ロックの数が増えているようです。
DBコアの中央付近にフリー可動する金属製の剣「メタルソード」が設けられていて、回転の遠心力によって外周に向かって飛び出し、重心を偏らせることができます。
このメタルソードは最初、ディスクのストッパー部に止められて遠心力がかかっても外に伸びないようになっていますが、 バトル中にロックが2段階進むとストッパーが干渉しない位置まで移動し、メタルソードが伸びることができるようになります。
メタルソードはジフォイドブレードを逆につけても同等くらいまでのびますが、ハイモードではアーマーと干渉してほんの少し伸びるくらいです。 他の種類のブレードでもローモードでそこそこ、薄い部分ならばMAXまで伸びるようです。
また、エクスカリバーには新機能「BUロック」が採用されています。BUロックは、DBコアの裏側とディスクが擦れる部分にそれぞれ突起を設けてロックの進みに抵抗を持たせるギミックです。
エクスカリバーのBUロックは、前述のメタルソードが伸びるタイミングでロックが固くなるよう設定されていて、この時にブレードの突起とディスクの突起がメタルソードの延長で揃う「一撃モード」になり、強い攻撃の反動に耐える狙いとなっています。
「ダイナマイトブレード」等と同様、進化ギアに対応しています。
画像は「Fギア」と「Lギア」を装着したところ。
BUブレード「ディヴァイン」専用の進化ギア。そう、ディヴァイン専用です。ダイナマイトやデンジャラスには付きません。
取り付け方法自体は、Fギアと同じくブレードの4カ所のヘコにAギア上面の4つの凸をはめて、コアやアーマーで固定するものです。 同じ穴使ってるし、Fギアはディヴァインに入るのになんで?ということでそれぞれをよく見てみると・・・
ディヴァインの凹は少し斜めに広くなっていて、Fギア、Aギアともに入りますが、 Aギアの凸はディヴァインに合わせて少し広くなっていて、ダイナマイトとかに入らなくなっているようです。
そして、取り付け向きを180度変えて取り付けられ3枚刃構成であるので、ディバインの3枚刃と重なった攻撃力の高い「3枚刃モード」と、 ずらして6枚刃にした防御力の高い「6枚刃モード」にモードチェンジすることが可能です。
外周に6個の可動刃が設けられていますが、刃が引っ込んだ時、ローモード時のDBコアやハイモード時のアーマーの角干渉するようになっていて、この角が無いDBコア「ケルベウス」とローモードで合わせることで、可動刃が引っ込むことができるようになります。ケルベウス以外のコアをローモードでつけたり、ハイモードにしたりすると、この干渉により可動刃は外に出たままあまり引っ込まない状態(コアやアーマー形状によって引っ込む量が微妙に変化する感じ)になります。
ゼスト本体はアストラル同様、裏返しにして左右の回転方向を切り替える方式となっています。 シルバー塗装の面が上側の時右回転になり、ゴールド塗装が上側の時左回転となります。
さらに、専用の追加パーツ「ゼストソード」を取り付けることでモードチェンジを行うことができます。 ゼストソードをシルバー塗装の面から取り付けると「アタックモード」、ゴールド塗装の面から取り付けると「ディフェンスモード」となり、 ゼストソードをつけない状態の「スピードモード」と合わせて、ゼストソードのつけ方で3種類のモードがあります。
このゼストソード付け方3種類にそれぞれ「左回転」「右回転」の2種類が存在するため、BUブレード単体で3×2=6種類のモードチェンジが可能になります。
そして、DBコアとアーマーの取り付け方向による高さの違い「ハイモード」「ローモード」の2種類があるため、 レイヤーとしてのモードは、6×2=12種類にも及びます。
「究極合体(アルティメットフュージョン)システム」はBUブレードを左右に分割することで、 お互いのパーツを入れ替えて機能を組み合わせることができるシステムのことです。 ジョイント部が回転対称になっているため左右の区別は無く、同じパーツどうしを組み合わせることもできます。 また、回転方向も常に両回転対応となっていて、裏返したりせず表向きのまま左右回転どちらのDBコアでも取り付けることができます。
それぞれの名前は、左の漢字が帰属を示し、右の英字が素材を示しています。「M」は「メタル」、「R」はラバー。 合体したときのネーミングルールが少し複雑で、次のような決まりがあります。
超M、超R、王M、王Rの4つで生まれる組み合わせは以下の10種類になります。
超M | 超R | 王M | 王R | |
---|---|---|---|---|
超M | ![]() 超M |
![]() 超MR |
![]() 超王M | ![]() 超王MR |
超R | →超MR | ![]() 超R |
![]() 超王RM |
![]() 超王R |
王M | →超王M | →超王RM | ![]() 王M |
![]() 王MR |
王R | →超王MR | →超王R | →王MR | ![]() 王R |
毎度おなじみダイナマイトベリアル用進化ギアですが、 今までは各パーツに追加していくパーツだったのに対して、 今回は専用のアーマーという形での進化パーツになります。 レイヤーについているアーマーを外して、代わりにこれを取り付けます。 表方向に突起があるためアーマーが下側になるローモードでは組付け不可となり、ハイモードのみで取り付け可能となります。 ダイナマイトブレード専用パーツということで、ほぼ同じ形状のデビルブレードにも取り付け可能です。
今まで登場した「Fギア」「Vギア」「Sギア」と、今回の「Lギア」の4つすべてをダイナマイトベリアルに装着することで、「ダイナマイトベリアル.Nx.Vn-2(パーフェクトギア)」が完成します。
アーマーの代替としてレイヤー(BUブレード「ディヴァイン」限定)に取り付けられる進化ギア。 アーマーの代替という概念的にはLギアと同じですが、「プラアーマー」と「メタルアーマー」の2パーツで構成されていて、 ハイペリオンとヘリオスの合体によるバリエーション変化をイメージしています。 上下を入れ替えることでローモードとハイモードの組み換えを維持することができますが、ハイモードへの組み換えははローモード対応ディスクのみで可能となります。
見やすくするためブレード無い状態で組み合わせた状態。通常アーマーから出ていてDBコアに引っ掛けるツメの部分が左右に分割されて、 上下両方向からパーツをつけられるようになっています。
この時爪の分割が中央でなくメタル側が大きくなるよう少しずらされているため、 「上下ともメタル側をつける」という一番安直に考えそうな案はシャットアウトされます。
逆にプラ側は狭い方どうしなため一見つけれそうですが、ブレードに合わせると爪の長さの関係でそれもハジかれています。
また、メタルアーマーの爪が出ている側には通常のアーマーには無い突起が設けられています。 これがディヴァインにある穴にはまるようになることで、ダイナマイト等や他のブレードにもHギアが付けられないようにもなっています。
ローモードで取り付けた場合はLギアのようにレイヤー上面の凸凹を塞いで空気抵抗を減らしつつ、重心が下側で低くなるので機動性にも期待できます。
ハイモードの場合は、今まで気になっていたレイヤーとディスクの空間にプラアーマーが付くことで隙間が埋められて、下方向への攻撃力、スマッシュ能力を強化できます。
FギアやAギア装着のハイモードの時できていた隙間も埋まって、この通りキレイなコマのシルエットになります。
また、ハイモード時はプラアーマーの内側にある突起がディスクの突起と干渉してロック解除終盤で追加ロックとして機能します。
このロックはローモードの時は高さと勾配の関係でギリギリ機能しないのでハイモード時限定。よくできてます。
パーフェクトギア(?)。ローモードでもハイモードでもギチギチ多層感すごくて相変わらず回るハンバーガーです。
DBシステムを排してパーツを一体化させることで オーバードライブシステムによる可変ギミックを搭載したレイヤーになります。
通常はアタックモードで、シュート力が強力な場合は遠心力で オーバードライブシステムが作動します。 その場合、シュート時点で見た目での変化はありませんが、 「グレイテストアーマー」と呼ばれる2枚の三日月状パーツを 固定している内部のストッパーが外れていて、 回転速度が下がるにつれて徐々にグレイテストアーマーが持ち上がり、ディフェンスモードに変形します。 この時、内部パーツとグレイテストアーマーの動きにより、 ベイ自体の重心が内寄りになって、角運動量保存の法則から回転速度、すなわち持久力が回復します。 同時にグレイテストアーマーの突起が相手に接触しなくなり抵抗が減り、 さらに「メタルバーストロック」がディスクを押さえることでバーストしずらくなる、 すなわち防御力も上げようというのがこのギミックのコンセプトになります。