ボトルマン BOT-19 スカルピストル レビュー
ついに登場!新型のボトルマン!!
春先から色違い製品でラインナップをつないでいましたが、夏になり、満を持しての新型の登場となります。 時期的に、去年のシリーズスタート時の予想外の人気を反映し、シリーズ続行が決定され、開発されたアイテムと言えると思います。 なので、構造面など色々と更新されていると思われますので、その辺に着目してレビュー行きたいと思います。よろしくお願いします。とは言ったものの、何はともあれこのネーミングセンスですよ。
_人人人人人人人人人_
> スカルピストル <
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発表時から散々言われてますが、 それなりにカッコいい2つの単語を組み合わせるとその間に誰もが知ってる飲料の商標が現れるなんて。 そしてその2単語から「海賊」モチーフを連想してデザインに落とし込む。スカルマークのヘッドパーツを付けて、アームにピストルを持たせて「スカルピストル」。 そりゃあもうどうしようもない。これはもう「スカルピストル」だ。文句のつけようがない。
内容物。言うてそれほど基本的な構成・構造は変わってないです。 ボディ構成やホールドパーツの構造、アーマーの構成とか、基本的には初期のベーシックなものと同じですね。
ステッカーも、初期同様紙メタリック。若干粘着力が上がった気もしますが、強度もまぁそのまま。 ストレスそれほど感じなかったのは面構成が比較的シンプルだからでしょう。
キャップは同色の共通ですね。
さてボディの変更点ですが、ひとまず大きなところ。
左が従来、右が今回ですが、ボディをパチン固定する爪が下から生えるようになっていますね。
ツメが下から生えると、発射時にホールドパーツの広がりに応じてボディの上側が内側にたわみやすくなり、力を吸収しやすくなるわけです。
この思想自体は、ライジングミルクやフウジンブラックでも実装されていましたが、ノーマルのコアへの適応は今回が初となります。
ただ、このようにボディを柔軟にするとやっぱり威力が下がるんですね。 そのためなのか、従来よりホールドパーツのエッジの厚みがかなり増しています。
このアングルで同時にカウンターレバー付近の変更も確認できます。 カウンターレバーを受けるリブが厚くなり、その分カウンターレバーの位置自体も微妙に変わっています。
カウンターレバーの位置変更にはもう一つ役割があって、ホルパの初期位置を少し外側にすることで、アームの取り付けスリットの初期位置がやや広がっています。
これはおそらく、ショートバレルを取り付ける都合上、アームの間隔が狭すぎると、 バレル取り付けや他のアームとの互換で邪魔になってしまうとかの判断なんじゃないかなって思います。
というのもあって、ホルパのエッジ厚はマシマシなんでしょうね。 (柔軟性上げても変位が増えたら結局負荷になってること自体変わりないのではゲフンゲフン)
あと上の画像でスルーしましたが、ホルパ軸の穴が六角になってます。 精度コントロールのためでしょうけど、実際、ココも含めてパーツの勘合が全体的に緩くなってて組み立てやすくなりましたね。多分力も逃げやすくなってるんだと。
他にもちょいちょい肉厚が増えたような気がするところはありましたが直接関係は無さそうですし、強度面的な改善はこれくらいですかねー。 どの程度の効果が出ているかはそれほど使い込んでないからわからないです。皆さんご自身でご確認くださいw
あとは頭部内側のリブ。
これもライジングミルクから実装されてたジャム防止思想ですが、 ノーマル機の追加生産分では修正されなかったので (そこまでクリティカルな問題でもなかったでしょうし、ジャムりやすさもそういうスペックだったのかな?) 今回から改めて標準化。フウジンブラックよりはライジングミルクに近い分割ですかね。 結局こっちの方がいろいろ安定したんでしょうか。
といった感じでコア完成。
そんなこんなでノーマル系としては「ver2.0」ともいえる今回のコア。 仕様的にはコントロールタイプということでギョクロックに近いですかね。トリガーは意匠的なこともあるでしょうけど概ね幅広方向でまぁそうなんですが、 ホルパに関してはスペック上では幅広系の説明なのに 言うほどギョクロックみたいに接触面が広くなく、何というか「これぞ標準」て感じ。 先ほどの威力の調整に対するエッジの厚みの話があるので、成り行きなのか意図なのかはわからないですね。
さてさて、続きましてアーマーの組み立て。
言うて毎度ヘッドアーマー組むだけですが、今回のヘッドアーマーはすごい。
このパーツ分割よ。
これはただ、色の違うところを別パーツ化しただけじゃなくて、本体固定用リングパーツのロックも兼ねてるんですよ。
リングパーツを後ろからハメたら、前側からエンブレムパーツでロック。 エンブレムパーツ自体もパチンで留まってるし、表面から埋め込まれてるから、 もう絶対ポロっと外れない。それでいて、そのパチンを押し込んでやれば外そうと思えば簡単に外せる。 スゲェ。
というわけでアーマー一式。
ピストルはアームに一体ですね。ショートバレル砲もこのボリュームで1パーツ。
各パーツの取り付けはお察しの従来通りですので、割愛ですが、 このショートバレル砲の取り付けに関しては完全新規。フットパーツへ装着です。
こう、股間の突起にパチンと装着するのです。他意はない。
今までは基本的に機体機能をアームに集約させていて、 締め撃ちもマガジンもバレルも、アームの機能として互換させていたわけですが(あくまで基本ね)、 今回バレルの機能をフットに持たせることで、既存の機能と併用できるようになったんです。
ちょうど、既存フットも面積の違いくらいで別段特殊機能持たせてたわけでもなかったのでちょうどよかったです (だからミルクとブラックは基本から外れるんですよ、許して)。
そんなわけで試しに初期3種のフットを交換してショートバレルつけてみました。
うんピッタリ。バレルの側面はある程度この辺の互換想定した形状してるみたいですね。
ただ、前述のアーム取り付けスリット位置の話で、やっぱり若干アームを強引に広げて嵌ってる感じがしますね。 特にギョクロックとかバレル刀がだいぶ開いている。
さて改めてアーマー取り付けなおして、スカルピストル完成です!