今回の新製品は年末商戦大型アイテム!
新型ボトルマンと、それに合体もできる電動自走式ターゲットのセット商品です!!
コロナの影響か、発売日が発表後に延期された最近珍しいやつ。
(結局「MADE IN VIETNAM」だったので、ちょうど時期の被ってた深センの大規模計画停電とかは影響してないのかな?)
内容物はボリューム満点。
ブラストボスのメインユニットは組み立て済み。 キャップはヘッド用も含めて6個付属です。 シールもなかなか覚悟のいる面積と数ですね。
ひとまずサラファイア本体行ってみましょう。
コアはまぁいつも通り。
ホルパローラーがやや小ぶり? アクスポと同程度だったのは、まぁスピードタイプだからかな? トリガー形状にしても、やっぱりコア的にはアクスポと同じ立ち位置想定っぽいですね。
アーマー頭部の組み立て。
C字POMを左右から挟んで前側からロックする方式。 オーソドックスながらポロリに対してだいぶ対策できてきてる感じですね。
アームは特に組み立て無し。
いわゆる「肩部分」が無い珍しいフォルム。合体時の構成的な要因でしょうが、 サラファイヤ時のレッグのボトムヘビーなデザインのメリハリを演出しています。
あと、ギョクロやケルぺプで見られた過剰締め付け防止も付いてますね。 こいつの存在有無の基準がイマイチモヤっとしています。
サラファイヤメインギミックであるレッグパーツの組み立て。
まずは半球2つを組み合わせてボールを作り、それを左右の足にはめ込みます。
ボールの穴はあれだ、誤飲時の気道確保的なアレ。
そして、左右の足を足の真ん中パーツに取り付けて、「ローリングフット」完成。
合体ギミックのための分割ですけど、拡張性とかを考えたらこの分割もなかなか面白いですね・・・
サラファイアアーマー一式完成。
腕や頭部がすっきりしているので、レッグのゴツさの割にシンプルに感じます。
サラファイア完成!
「スピードタイプ」の文字通り、接地抵抗の少ないフットを使った機動性を重視していて、 アクスポやミルクなんかの「連射」コンセプトとは対照的です。 腕や頭部が小型なのもその辺に合わせてきてるのかな。
次はブラストボス行ってみましょう!
これは組み立て済みユニット。
裏面に電池蓋とタイヤ等が見えますね。
先端の白いのはボール式キャスター。その近くの小さい四角が電源スイッチ。
電池蓋はネジ式なのでプラスドライバーが必要です。あと単4電池が2本。
タイヤのわきに脇についてるのがブレーキで、旋回時は左右のタイヤの回転数云々とかではなく、 このブレーキがせり出してきて、ブレーキが出てきた側のタイヤが浮いて、そっちの方向に旋回するって方式みたい。 で、ブレーキの出てくるタイミングがカムで概ね決められてる感じかな。ICとかいらん奴だ。
頭部の組み立て。
頭部の左右でグレーの首?パーツを挟むこむように固定して、できたユニットをさらに胸?パーツへとりつけ。
一方で、本体ユニットの頭部取り付け基部を起こしておいて取り付け準備をしときます。
何気にこの取り付け基部を起こすのコツがいるで・・・。奥の方を押し込むようにすると前側が立ち上がってくるのでそれを掴んで起こす感じ。うまくつかめないとバネっ気で戻される。
本体基部へ頭部を取り付け。一回つけると意外と外れにくくて、さっきの基部起こしの煩わしさもなくなるのでいいです。
サイドパネル。
左右のパネルへそれぞれジョイントパーツを取り付けておいて (地味にジョイントパーツの向きに注意) (このジョイントパーツは後述のイージーモードで使うので通常モードでは畳んで収納しておきます)、 本体側面のヒンジ基部にパネルをパチンと取り付けます。
パネルを閉めて取付完了。ちゃんとパチンて閉まります。
そんなこんなでサックとブラストボス完成!!
(シールボリュームには触れない。言うてまぁ、こんくらいなら妥当か。)
動作の全容ですが、 まず、首の上がった状態で電源を入れると走行を始めます。
大体1メートル範囲内を蛇行しながらうろうろします。
ちなみになんとなく気づいてる人もいるかもしれませんが、
比較的前重心である車体に対して、駆動輪が後ろの端にあるため、グリップ力が結構ギリギリでした。
床面が埃っぽかったりするとびくともしない。平滑できれいな床面で遊びましょう。
ダメージ判定としては、まずパネルの下の方にヒットするとパネルが開き、
その後、内側のヒットポイントに当たるとヒットポイントが凹んだ状態になり、
反対側も同様の状態になると、頭部が下がり、走行が停止します。
停止した状態から頭部をわりとしっかりめに持ち上げると、ヒットポイントが正位置に戻り、再び走行がスタートします。
また、パネルの組み換えにより、討伐難易度の低いイージーモードにすることできます。
やり方は、いったんパネルを外し、内部のジョイントパーツを起こして、ヒットポイントに挿しなおすだけ。それを左右ともやれば完成。(片側だけやって難易度調整とかもアリかも。)
通常版では2段階だったヒット動作が1段階になるとともに、ヒットポイントの面積が大きくなることで当たりやすくなる効果もあります。
そして合体の話!
そう、サラファイアとブラストボスは、合体してプレミアムサラファイアになるのです!!
何というかこの、敵の中ボスを倒したら味方になって強化武装になる感のロマン。
というわけで合体準備。
サラファイアは腕と足をバラして、ブラストボスは頭部を上方向にシフトします。
そしてサラファイア本体をブラストボスの上にライドン!
そう、ブラストボスは巨大なレッグパーツだったのです!!
サラファイアの元レッグパーツはその翼的な形状を活かしてドラゴンの翼の位置へ固定。
翼の位置がきちっと決まるような形状があって〇ですね。
元レッグパーツの基部は、細長いのでしっぽです。
アームはバレルの横に取り付け。外観上のアームを維持してます。
そして忘れてたヘッドキャップをプレミアムサラファイアのものへ交換して・・・
完成!プレミアムサラファイア!!
要塞じみたこの巨躯!これ、ボトルマンなんだぜ。
プレミアムサラファイアへ合体することで、 まず左右と下方向がしっかりガイドされた「ブラストバレル」を装備できます。
あと、裏面のゴムタイヤは、電源を入れて入れていないとある程度ロックされているため、 ブレ防止機能も高いです。機能名は「ラバーディスク」。 通常のサラファイアがローリングフットで機動性を重視したのと対極で面白いところ。
そんな感じで元々の機動性を殺して安定性や命中性を上げたことで、 機体タイプもスピードタイプからコントロールタイプにチェンジしています。 そうか、発射点が高位置になっていることも、発射キャップの接地影響が 少なくなってまっすぐ狙いやすいまであるのかな?
まぁ、合体はあくまで年末商戦の大型商品的、ロボット玩具的見せ方的な、 オマケ機能的側面も大きいでしょうから、そこまでマジな顔して接しないもの楽しみ方なのかもしれません。ブレンドラゴンと言い。
そんなこんなで、年末商戦大型商品の電動自走ターゲットセットであるところの「大討伐セット」のレビューでした。
やっぱりこんなご時世だと一人遊びサポートグッズが地味にうれしい。 惜しむらくは、この価格帯でも反撃までは盛り込めなかったかなぁ。 うんまぁ、特に狙いをつけず四方八方にキャップをバラまきながら動き回ることに それほど意味があるかと言われれば、コスパ的には切られてもしょうがない機能か。 それよりは装飾や合体でプレイバリュー上げた方が刺さる方面も広くなるだろうし、結果的にいいまとまりになってると思います。 こういう商品を出せること自体、ボトルマンて商品が受け入れられてる証拠ですし、いいぞもっとやれ!(お財布的なアレで、できれば年数回程度で・・・)