価格:¥880(800) 発売日:2022/01/29

2022年最初にして、後にDXシリーズが発表されたため、ボトルマン初期シリーズ最終にもなった商品です。 それにしても、今回の飲料モチーフは「C.C.レモン」なわけですが、再現度高いなと思ったら、なんとメーカー公認なんですね。 まぁ、飲料メーカーの「サントリー」は、デカビタマルとかでというか、ボトルマンのプロジェクト自体にがっつり絡んでいるフシがあるというか、 多分タカトミと仲のいい企業なんですよ。他にもいろいろコラボしてますし。ていうか今まで公認アイテム無かったのか・・・。 デカビタマルは公認みたいな感じだけど、景品で非売品だからなぁ。 そんなわけで、あるようでなかった初飲料公認一般アイテムであるところのC.C.レオンレビュー、行ってみましょう。

▼パッケージ


大きく「C.C.レモン公認!」とあります。おかげでデザインの寄せ方が今までの比じゃない。そしてしっかりC.C.レモンの紹介もしています。

▼内容物


ボディはクリアイエロー成型、POMは緑、アーマーのABS部はシンプルに黄色1色構成です。キャップは同色が2個とこちらもシンプル。

ボトルマンではあんまり見ない「好きなところに貼ってください」シール・・・

よく見たら「C.C.LEON」じゃなくて「C.C.LEMON」だ!この辺公認の強みですね。 (だからシールの版権表記にもサントリーが載っかっているのね)

▼ボディ

安定のケルペプス。牙があるというだけでこんなに汎用性が。あと、何気に目のシールデザイン、ペンビーっぽくないですか?そうですか気のせいですか。

▼トリガー

こちらも安定のスカルピストル流用です。ほら、一応コントロールタイプだし。

▼ホールドパーツ

トリガーがスカルピストルなのでもちろんホルパもスカルピストルです。 ここまで来ると何で微妙に形状を変えてしまったのかも謎・・・。もしかして書いてないだけで微妙に性能違う?

▼コアの完成

もはや由緒正しきノーマルコア。色味はまるでギョク・・・いえ何でもないです。

▼ヘッドアーマー

POMに引きずられる形で、構造的にスカルピストル準拠。この構造マジ秀逸で、 もうボトルマンの過去に頭部ポロリに悩まされたことがあったなんて信じられなくなってしまう。(この前アクスポシールドでやったけど)

意匠的には、コースナビの分度器イメージと、モチーフのライオンのタテガミが上手く掛かっています。こういうとこホント上手い。

▼アームアーマー

アームアーマーも、コントロールタイプにありがちなギョクロックとかと同じ系統。

なので締め過ぎ防止も健在です。(元々はデフォルトで広げる想定だったんだろうけど、後期系コアだとホルパ位置が広めなので言うほど初期位置には影響してない感じ。でも発射時アームで支持するとやっぱり効果が出てくるよね。)

▼フットアーマー「コースナビフット」

「コースナビ」については結構歴史が古くて、バレル・マガジンの次ぐらい、 ミラースコープやクイックローダーくらいの存在感ですが、今回はコスト的なアレでかなりシンプル構造。 特に渋みのみの軸と分度器部分のみの可動ということで、狙いながらの調整とかはできないですね。 壁バウンドの角度を覚えておいて、一発勝負で再現性を発揮するとかの使い道でしょうか? カーブコアとかが存在すれば、かなり有用性ありそうですが・・・

▼アーマー一式

▼C.C.レオンの完成

ライオンカッコいい。なんというか、タカトミ然としたデザインのライオンですよね。

コースナビフット可動範囲の図。

実際にこうやって見ると、効果として後はあれか、フィールドの配置的に機体の真後ろに回れないときとかは案外有利かも。 ビリヤードみたいなイメージで、ベストな発射ポジションに行くとベストな狙いポジションに行けない・・・みたいな時には結構役立つ。はず。

▼まとめ

そんな感じで、サクッとレビューしてみましたC.C.レオンでした。

初期シリーズ最後ということで、やはりこのフォーマットもなかなか円熟していて、 特に突っ込みどころもなくするっと飲み込める感じになりました。 アーマーもコスト的なソレもあってか、あんまり凝ったギミックにもなっていないですが、 まぁ、ボトルマン登場当初のイメージだった無難な展開になったと思います。(初期の初期が飛ばし過ぎ)

初期シリーズ総括みたいな話になっちゃってますが、この辺(初期後期)も元々想定された展開ではなくて、 やはり出だしの人気を受けての本格始動である2期DXシリーズへの繋ぎ的な立ち回りでもあったと思います。 そんな中で「C.C.レモンとコラボだ!」→「レモンとレオンて似てるよね黄色いし」→「タテガミが分度器みたい」→「コースナビ採用!」的なロジックを見れたのも眼福。

そして次からはいよいよDXシリーズ開始ということで。フォーマットの刷新と設定価格の上昇でより高度な機能にも期待でき楽しみです!ではまたその辺で!!(2022/03/27)