2021/11/20発売 定価\880(800)

内容物


トリガーはロックパーツまで含めたユニットになっていますね。サーバーアームはパーツ分割はなく一体構成。

「ダブルスプリングトリガー」

トリガーの構造。スプリングが二つになって、 トリガーの本体を芯に通してる構造になっている以外は比較的通常の構造かな? あとは、トリガーを抑える部分がやや長めになってガタつきが少ないのも特長でしょうか。 若干精度の問題で渋みすら感じるのは惜しいとこではありますが、 おそらくパーティング部分の微妙なとこだと思いますんで、 しばらくシュコシュコやってればよくなる感じかな。

スプリング2倍により戻りが早く連射力上がるって概念は、 多分単体以上に大型マガジンとかで恩恵を感じられるんじゃないかな?

ホールドパーツ

ホルパはローラータイプ。うーん、ローラー径がサラファイヤとかより大きい? フウジンブラックくらいありそう。なんか初期位置も内よりな感じ。 この辺の威力調整の概念がイマイチ統一されてないというか、 何が強くて何が弱いのかイマイチスペックとして表れてこないところが 現行シリーズの気になるところではあります。

コアの完成


プレーンクリアがきれい。 POM差し色が黄色なのは、飲料側の元ネタがグレープフルーツ味だからか・・・

微妙な構成の改善やデザイン要素を考えなければ、 コア単体の構造的バリエーションとしては久々の新規構造コアと言えます。 「ダブルスプリングトリガーコア」かな?ホルパの互換がイマイチ推奨じゃないから、 コアカスタマイズや構造呼称の概念持っててもしょうがないんですけどね。

ヘッドアーマー


やっぱりだいぶこなれた構造になってきてますね。 POMパーツの固定も軽くロックがかかるようですし、 オデコパーツも形状的にポロリしにくいのはもちろん、ツノに対して少しひっかかるようになってるまである。

「サーバーアーム」


アームの形状自体がサーバーになってて、貯蓄性があがる代物。 貯蓄性よりかはむしろ投入効率の上昇によるタイプの連射性向上に期待ですね。 追加パーツ無しにアームだけでこれが出来てしまうのが、このシリーズの特性を活かした象徴的構造。

フットアーマー


アクアスポーツとかと同じカカト延長タイプのフットアーマー。 そんなに変わらないかな?と思ったけど、カカトの延長方向が内向きなアクアスポーツに対して、 サーメッツでは左右へ広がり気味になってる。微妙に安定寄りになってる感じですね。

サーメッツの完成


そんな感じで、サーメッツのレビューでした。
「スピードタイプとはこういうものだよ」って感じで、連射と機動性を両立したコンセプトで、 結果、アーマーがシンプルになりコアにコストを割ける。ってことも実践できた機体になってるんじゃないでしょうか。 そう思うとアクアスポーツはなかなか高コスパ商品ではあったわけですが、当初はローラホルパも消費者組だったので多少はね。 こんな感じで「ギミックコアとシンプルアーマー」or「シンプルコアとギミックアーマー」って組み合わせを 交互に展開していくってのもアリかもしれないですね。そして合体パーフェクトモードとか・・・
閑話休題。まぁひとまずそんな感じの、一種のギミックトリガーコアの草分けとして、 ミルクで実証できたトリガー互換系の発展とは好対照に今後の発展も感じられつつ、 「機動連射」のコンセプトも示してくれた機体となりました。 また見た目としても、ボトルマンの中でも、いわゆる懐古オマージュシリーズ?に勝手に位置づけられてもいるわけですが、、 この、あくまでオマージュレベルの「ついでに寄せた」くらいの寄せ幅で、完全に寄せきってないところもまた好印象です。 (2022/02/05)

BOT-24 サーメッツ 商品情報