導入
スーパービーダマンシリーズでも最上位の人気を誇ったと言っても過言ではない「コンバットフェニックス」。そのコラボ機体がボトルマンについに登場です!
頭部こそ新規造形ですが、特徴的なGメガキャノンウイングはじめ基本的には既存品の流用となるため、今回は簡潔にレビューにしてみます。
基本情報
- ゴッドキャップシリーズ
- 本体単品商品
- 価格¥2000(1818)
- 発売日2023/08/05
- ボトルマン本体(ボトルフェニックスG)x1
- メタルキャップx1
パッケージ
メガキャノンウイングにややボリュームがあるため、またメタルキャップのコストとかもあってか、パッケージは標準よりやや大きく、お値段も税込みだと2000円の大台に入ってます。
内容物
黒龍王同様、メガキャノンウイングは一部組み済み。 成型色は白と赤で、デザインの青成分は主にシールというのもオリジナルのコンバットフェニックス準拠ですね。
シールを貼って全パーツ集合写真。
やっぱりウイングのボリュームがかなりありますね。
ホールドパーツ(パワータイプ)
ドラグルトや黒龍王と同形状の、締め撃ち用突起付きノーマルエッジのホルパ。
トリガー本体
トリガー本体は、こちらも黒龍王と同じ前部切り欠き付きの連射用。プッシュ面も黒龍王と共通。
コアボトル(Gコア・パワータイプ)
コアボトルはパワータイプ。前後とも外殻パーツに関しては完全にドラグルトと同じですが、 前述のようにトリガー本体、プッシュ面は黒龍王と同じになっています。 黒龍王の前方に切り欠きのある連射タイプのトリガー本体に対して、トリガー外殻はマガジン装着不可なのでチグハグですね。生産上の都合なのかな? まぁマガジンが付かない時点でそれほど問題ないでしょうし、面白い組み合わせ。
ヘッドアーマー(BPGヘッド)
ヘッドアーマーは新規造形でコンバットフェニックスっぽさMAXになっています。 構造的にはドラグルトとか黒龍王などと同様で、ヘッドアーマー全体が大きな1パーツになっていて、キャップ取り付け用のパーツのみ後ろから挿すようになっています。 ビーダマンモチーフのためもちろんGシリーズ共通宝石パーツもオミット。
コンバットフェニックスの特徴でもあるウイング形状があって素直にキャップを取り付けれなそうな感じですが、 ホルダーパーツに先にキャップを装着してから、ヘッドパーツ本体に取り付けるという方法で可能になっています。
アームアーマー(Gメガキャノンウイング)
黒龍王に付属したGメガキャノンウイングの色違い。
黒龍王のメガキャノンウイングといえば、黒龍王以外のコアに対してはちょっとゆるゆるでしたが、 今回のコア外殻は黒龍王でなくドラグルトと共通なので果たしてどうかと思ったわけですが、それぞれの組み合わせで確認してみると、
しっかり改善されてますね!しかもパワーコア自体では特に変化が無いようなのでアーム側でのみ調整されてる感じ。
ここだ!明らかに足されてる!!
フットアーマー(BPGフット)
こちらも黒龍王から流用の長いカカトで安定性の高いフット。
エンブレムキャップ(BPGキャップ)
「B-DAMAN」のロゴと同時に、コラボシリーズでは珍しく「BOTTLE PHOENIX G」と機体名ロゴも描かれています。 これはヘッドにあるウイング部分がキャップの上半分を覆ってしまう関係からと思われ、
キャップの機体名ロゴの部分がちょうどウイング部分でぴったり隠されて、残ったビーダマンロゴだけが露出するっていうイカした演出。
ゴッドキャップ(メタルキャップ)
パワー機体を活かす、メタルパーツ搭載の重量級キャップ。初期シリーズからの流用です。
重量は4.5g程度で、ノーマルキャップの2.7gよりは重いものの、ヘビーキャップの5.6gやバーティカルキャップの5.4gに比べると軽いため、 威力と速度と両立といった立ち位置になるかと思います。また、重量が天板部分に偏っていることから、重心の違いを活かした運用も期待できます。 ちなみに、内部構造の干渉から、ヘビーキャップ内部パーツとは併用は無理そうです。
ボトルフェニックスGの完成
完成!ボトルフェニックスG
カッコいい!
白、赤、青のバランスがたまりませんね。キャップ搭載の関係で頭頂部ウイング部は肥大してますが、 シンプルな面構成でコンバットフェニックスの特徴がよく出ている新造頭部がとてもいい仕事をしています。
コアがパワータイプでドラグルトと共通なので、ドラグルトのビッグキャップシューターで簡単カスタマイズしても色味がマッチします。
まとめ
そんな感じで、簡単ではありますがボトルフェニックスGのレビューでした。 黒龍王Gの流用と言いつつ、新規造形頭部はもちろん、ビッグキャップシューター(別売り)運用が可能なパワーコア、 メガキャノンウイングの勘合改善、メタルキャップの復活と、特筆要素が意外と多くなった商品でした。
スパビーコラボシリーズも、サクサクとEXシリーズまで進化したフェニックスですが、 それ以外は未だOSシリーズ止まり(ワイバーンなんて2回ワイワイ)。レギュラー機の進化や未搭乗機の登場など、スパビー以外も合わせて期待したいところではあります。
2023/09/30