ボトルマン初弾レビュー(アクアスポーツ&ギョクロック編)
前回の「コーラマル編」に続きまして、
同時発売のアクアスポーツとギョクロックについてもレビューしていきたいと思います。
ボトルマンの標準的な構成や組み立て方はコーラマル編で触れたので、
今回は主に各機の相違点や気付いた点などを主にしていきたいと思います。
これふと気付いたんですが、
パッケージにアニメのキャラクターもバッチリ描かれているんですが、
「TOMY」以外にこれといった版権表記が無いんです。
これはつまり、あのアニメは小学館もTV局も全く絡んで無い、完全なタカトミの所有物ってこと。
通常あの手のアニメって色んな会社が絡むんで、玩具メーカーだけの意向では動かしにくいんですけど、
今回はタカトミの意思のまま自由に販促に使えるわけです。これもひとえに動画配信の普及の賜物ですね。
内容物。
コーラマルの時はパーツ色同じで気付かなかったんですが、
ヘッドアーマーのボトルマン本体に固定するためのパーツ、POMだったんですね。
このパーツ、機種ごとに形状異なるので、POM型としてまとまってると思うと、
コアとアーマーは生産上不可分てことになるのかな?
ホルパ組み途中。
ローラーに対してスペースに余裕が有りますね…。いや、他意は無いです。(ウソです。)
まぁ真面目な話、金型で出来たものに対して発射強度見ながらローラー径調整したのかなとか。
ベイバのバースト具合とかもそうやってると思うのよ多分。
作ってしまってからその強さに対して最終補正かけれる仕組みは大切。
マガジンの取り付け。
アクアスポーツのアームは後ろに伸びていて、そこにマガジンの横にある突起を挿す方式。
この「アームを使わないとマガジンを固定できない方式」が今シリーズ最大の・・・んん?
コアのここの形状、今回使ってないってことは、汎用マガジンの伏線では・・・
あぁっ、ロングマガジンの上端にも同じような形状が・・・
ていうか完全に一致してる・・・
なるほど、コアに直接つけられるサーバーみたいなのが出て、
それがロングマガジンの先端にも付けられるんですね!
そうか、だからたった3発でも「ロングマガジン」か・・・
さて、コーラマルの時点でちょっと気になってたんですが、
やっぱり発射口底面の溝、マガジンまできれいに続いてますね・・・
これはつまり、今後なんかしらこの溝がよけた分の突起が付いた特殊キャップが出る可能性があるということ。
えぇ、みなさんご存じ、ポケモンバシューンのアレです。コーラマル大活躍!
そして特殊弾が出るということは、きっとそれだけではないんでしょう・・・
さてさて、だいぶ脱線しましたが、マガジンも無事付いてアクアスポーツ完成です。
ていうか、純粋にノーマル発射が強い。
ていうのも、どうもマガジンがパワーウイングになってるって話が、
やっぱり結構効いてるっぽいですね。
マガジンなしでのアームの動き。
そりゃホルパに直でアームが付いてるわけですからがっつり動きますわな。
マガジンホルダーが事実上のカウンターレバーになってる。
逆に言えばマガジンを付けるとホールドパーツが弱矯正されるような寸法にしてしまえば、
環境バランスとりやすいってことですよね。今回はそうなってなかったっぽいですけど・・・
というわけでひとまずアクアスポーツ以上。
やっぱり「ローラー」と「マガジン」の装備はかなり強力。
うっかりパワーウイング化してしまってるのもあるけど、
締め撃ちのばらつきが補正されて、強めの安定した射速が得られるのがいいですね。
デメリット的には他2機種と比べてやや持ちづらいのと、
マガジンがジャムったときにリカバリしにくいってくらいじゃないでしょうか。
今の連射環境だと片手撃ちできればマガジン無いほうが扱いやすい感じだけど、
まだ片手撃ちは確立されてないし、これは両手撃ち姿勢を給弾で崩さないコンセプトですしね。
内容物。
ヘッドアーマーの一部はバレルと型共有ですかね?
まぁ、バレル刀はアクスポのロングマガジン以上にデザインよりのパーツなんでそんなもんですかね。
組む前にホルパ比較。
ざっくり見た感じだと、ギョクロックをベースに少し突起を出したのがコーラマルって感じでしょうか。
兜・・・ヘッドアーマーの組みはこんな感じ。
3機種で唯一スナップフィット組みみたいで、バラケの不安は少ないです。
そうそう、トリガーも比較しときましょう。
意外と、ギョクロックよりコーラマルのほうが大きいですね。
商品説明的にも、コーラマルは両手で押せるダブルトリガーのニュアンスが強いけど、
ギョクロックは片手での滑りにくさを重視してるってことでしょうね。
ギョクロックのアームの特長として、バレル装着以外に、
この刀の鞘が後方で設置することで、接地安定性が高くなるんです。
一体アーム単体にどこまで機能持たせるんだボトルマン。
そしてギョクロックの完成。
渋い配色(お茶だけに)に、インパクト抜群の2本の刀で、秀逸なデザインとなっています。
よっしゃ撃つぜ!
ギョクロックのヘッドアーマーは照準器としての機能を持ってるということですが、
うんまぁ、乱戦状態になるとこういう窓だけでも時機の位置を視界の隅で瞬時に把握するためには有効なんですよ。
ロングバレルもそういう意味では、弾道の補正というよりは向きの把握の効果が大きいんですよね。
特に今回のように、筒の中を通すのではなく最低限の部材でバレルを構成するのは、
重量による機動性とか接触による減速とかの影響を受けにくいんでバランスがいいんです。
ていうか発射の時バレルめっちゃ開く!!
これが筒型NGの要因でもあるわけですね・・・
まぁ、時系列的期には閉じるときに発射してるし多少はね。
むしろ補正という意味ではこぶしの辺で一回がっつり抵抗かけてますね。
ほら保持できる程度には挟まるし。
これはたまたまじゃなく意図的にこぶしを内側に突出させてる気配があるんで、
そんくらいブチ当てないと補正されないのか、はたまた威力を抑えることで発射精度を維持してるのか。
ああ、でもアクアスポーツも保持できるなこれ。
こっちはローラーホルパの形状都合かな?
威力を抑えるといえば、
ほんとだ、アームの裏を意図的にボディに当てて、ホルパを広げてますね。
↓左がアーム半抜き状態で、右がしっかりアームを入れたとき。
うん。広がってる広がってる。
上の接触と合わせて、ギョクロックアーム結構積極的に減速させてるね。
アクアスポーツもそれくらいやってよかったんだけど、
どちらかと言えばギョクロックコアの威力が出すぎたのかな?
コーラマルよりエッジ厚み薄いとはいえ、あっちはスピンさせてるからなぁ。
そんな感じでギョクロックでしたー。
意外とがっつり減速機能持ったアームが意外でしたね。
今後の環境コントロールもこの辺で調整してくんでしょうか?
いや、それらならいよいよアクアスポーツナンナンダアンタイッタイ・・・
でもまぁ、バレルは目測付きやすいですし、
そのバレルを外せば全体的にコンパクトにまとまって、
結構扱いやすい感じもあるんでなかなか侮れないやつです。
以上、ボトルマン初弾レビュー(アクアスポーツギョクロック編)でした。
初弾レビューは次回の「デジタル対戦セット編」に続きます。
またよろしくお願いします。
2020/11/01