競技玩具研究所 ボトルマンまとめ DXコアボトル一覧

ボトルマンパーツ情報 DXコアボトル1


パワータイプコアボトル

ホールドパーツに締め撃ち用の突起が付いたパワー重視のコアボトルで、 「CM締め撃ちアーム」などでの締め撃ちが可能になります。ただし、マガジン・バレルの装着は形状的に不可。 ホールドパーツはエッジがチップ状になっていて交換可能で、プラ製とラバー製のチップが存在し、交換や組み換えが物理的にもルール的(22年9月末現在)にも可能となっています。 製品の段階でも片側にラバーのチップが付いた「ラバーホールド」と両側がプラチップの「ノーマルホールド」が存在します。 ※両側をラバーにすることも可能ですが抵抗により実用的でなくなります。
補足

ノーマルホールドを標準装備した商品(タンサターンDX)ではホールドパーツ本体が 通常のPOMより少し柔らかいPPに変更となっています。(チップはPOMのままで厚みも同等。) これはPOMのホールドパーツを両爪プラ状態である「ノーマルホールド」状態にすると、片爪がラバーの「ラバーホールド」状態より摩擦抵抗が減って、発射初期速度が上がってしまい、 商品単体としての公平性が無くなってしまうためのバランス調整と考えられます。 実際、POM片爪ラバーとPOM両爪プラの違いに比べて、POM片爪ラバーとPP両爪プラの発射初期速度は大きく違わなくなっています。 ただ、スピンしている発射キャップの方が保持しているエネルギーが多く、空気抵抗が少ないと考えられるため、ターゲットに対する到達威力という観点ではこの限りではありません。

なお、ルール上(22年9月末現在)は、パワータイプコアの「締め撃ち用突起」を持つホールドパーツ4形態、 POM片ラバー、POM両プラ、PP片ラバー、PP両プラ、全ての状態が使用可能とされています。(両ラバーも可能ですけど事実上発射能力が皆無なため除外。)

また、デュアルコアボトルのホールドパーツも同形状であり、ルール上(22年9月末現在)もパワーコアボトルに装備可能とされています。 ただし、バーティカルコアボトルのホールドパーツは本体がPOMではあるもののプラチップが薄く、発射威力が控えめに設定されています。 そして開封状態でチップがホールドパーツに固定されているため、ルール上(22年9月末現在)チップの交換はできなくなっています。

補足2(コーラマル・エナジーDX)

「BOT-42 コーラマル・エナジーDX」に付属しているパワーコアでは、名前はそのままですが、仕様でも明言されている通り「強化版」となっていて、プラチップのエッジの厚みが厚くなっり発射威力がアップしています。 ただし、コア外装、ホールドパーツ本体、ラバーチップに関しては従来通りとなっていて、強化されているのはプラチップのみとなります。

●ホールドパーツ
  • 「ラバーホールド」
    片側にラバーエッジ、反対側にプラエッジを装着した状態。キャップをスピンさせて発射できます。
  • 「ノーマルホールド」
    両側にプラエッジを装着した状態。発射時にスピンしなくなります。
  • 「ラバーホールド(強化型)」
    通常のラバーホールドよりプラチップのエッジが厚い。ラバーチップ、ホルパ本体はそのまま。
●バリエーション&入手

スピードタイプコアボトル

ローラーを装備したホールドパーツを持っていて、スムーズな発射が可能な連射重視のコアボトル。 装填口にマガジンを装備するためのジョイントを持っていて、各種マガジンを装備することができます。
●ホールドパーツ
「ローラーホールド」
エッジにローラーを装備してスムーズな発射ができます。
「ノーマルホールド」
ランコレ2で登場した強化コアボトルで採用。
「ラバーホールド」
ランコレ2に登場した強化コアに採用。
●対応マガジン
  • ASショートマガジン
  • CLクイックローダーマガジン
  • ロングマガジン
●バリエーション&入手

コントロールタイプコアボトル

ノーマル形状のシンプルなホールドパーツを装備したコアボトル。各種バレルを装着することが可能なため「コントロールタイプ」ですが、どちらかというとノーマルタイプ。ただ、威力がやや控えめに設定されていて、発射の反動が少ないとかもコントロール要素ではあります。
●ホールドパーツ
「ノーマルホールド」
シンプルな構成で威力も控えめに設定されています。
「ローラーホールド」
ランコレ2に登場した強化コアに採用。
「ラバーホールド」
ランコレ2に登場した強化コアに採用。
●対応バレル
  • LGショートバレル
  • ロングバレル
●バリエーション&入手

バーティカルコアボトル

キャップを縦向きに発射できるコア。ホールドパーツは爪の上下が片側でつながっていて、 爪が後ろに伸びる珍しい形で、通常のコアとは互換がありません。 アーマーについても、ヘッド以外の「ボディ」や「トリガー」は一般のコアのものとは互換できないようになっています。
●ホールドパーツ
「ラバーホールド」
下側の爪にラバーが埋め込まれていて、発射したキャップがドライブ回転します。
●対応ボディ
  • RBボディ
    (レイドブレイブDX)
●対応トリガー
  • RBトリガー
    (レイドブレイブDX)
●バリエーション&入手

デュアルコアボトル

対応トリガーを使うことで、キャップを2つ同時に発射する「デュアルインパクト」が可能なコアボトル。 通常のトリガーでも取り付けることができて、コア内にキャップを2個装填すれば1個発射が可能です。 ホールドパーツもパワーコアボトル同様の「締め撃ち用突起」の付いたもので、ルール的(22年9月末現在)にもパワーコアボトルのラバーホールドやノーマルホールドと交換可能になります。 ただし、アームとの位置関係が違うため締め撃ち対応アームでの締め撃ちは物理的に不可。 その他アーマーの互換も一般的なコアボトルと共通となっていて交換可能となっていますが、パワーコアボトル準拠でマガジン・バレルの接続は物理的にできません。
●ホールドパーツ
「ノーマルホールド」
チップが薄めになっているため威力はやや弱めで、開封時チップが取り付けられているため、ルール上(22年9月末現在)チップの着脱は不可となっています。
●対応トリガー
  • KPロングトリガー
    (ケルペプスDX)
●バリエーション&入手

サードコア

ロイヤルグリフォンDXの中央に配置される3番目のコア。 RグレンオーDXとLミルカイザーDXのグリップパーツを組み合わせて作られます。 縦向き発射方式でホルパエッジはラバーの無いノーマル。コア先端のロックパーツやホールドパーツを含めて、 完成すればバーティカルコアと近い構造になっていますが、形状的にギリギリ互換できないようになっています。 トリガーはボトルキャップ方式ではない専用のもので、その辺も含めても「コアボトル」の要件を満たさない、あくまで合体で出現する限定的な発射ユニットということでしょうか。 ただ、ボトルマンへの接続はグレンオーとミルカイザーの腕を利用しているので、そこを組み換えしてやれば他のボトルマンのサブ発射口のようなカスタムも可能です。(11月末現在では公式ルールの言及は無し)
●専用ホールドパーツ
形状や方式的に、ほぼほぼバーティカルコアのラバー無しホルパと言えますが、ボス径の寸法が異なっていて微妙に互換できません。
●専用トリガー
接続がボトルキャップ方式でないサードコア専用のトリガー。グレンオーやミルカイザーのトリガーやグリップパーツを使うことで、サードコアに接続されたコアボトルと連結して同時発射させることができます。
●バリエーション&入手

クワトロコアボトル

ドラゴジーナDXに装備された4発同時発射ができる大型コア。 縦型ホルパを前後を逆にすることで省スペース化したデュアルインパクトの発射機構を左右に2門密着連装していて、 左右同時発射することで4発のキャップがほぼ1点に集中する「クワトロインパクト」が可能になります。 専用の「DGロングトリガー」は左右のトリガーを独立して動作させることで、デュアルインパクトの左右交互連射「ツインデュアルインパクト」も行うことができます。 トリガー、サーバー等は専用のものになりますが、ヘッド、アーム、フットの基部は通常のアーマーと互換があるため、各種組み換えもある程度楽しむことができます。

●専用ホールドパーツ
サードコアのホルパとほぼ同形状だけど前後逆に運用することで省スペースでデュアルインパクトを実現しています。
●専用「DGロングトリガー」
クワトロコア専用のトリガー。左右が独立して動き、それぞれデュアルインパクト分のストロークがあります。
●バリエーション&入手